昨日は大阪プロレス観戦でした。
大阪プロレスの秋の風物詩“天王山”が開幕し、昨日は2回戦の4試合が行われました。
現在の大阪プロレスはローグネイションが席巻して紫に染め上げられている状況ですが、ここに来てもう後がない正規軍が巻き返して、1回戦に登場した3人のローグネイションは初戦敗退と地殻変動の兆しが。
それでもこの日からはベルト保持者としてか1回戦を免除されたTORU選手と大瀬良泰貴選手が参戦しますし、総合格闘技の世界から飛び込んできた手塚基伸選手という不気味な存在もいますから、とても注目していました。
メインイベントに据えられたのは正規軍同士の対戦となった松房龍哉選手と佐野蒼嵐選手の一戦。
共に2022年に大阪プロレスが再始動してからの新たな戦力ですが、まさかこんな早くに天王山のメインイベントで堂々と組まれるカードになるとはと考えると感慨深くなります。
お互いに若いとはいえ、そこはキャリアで上回る松房選手が主導権を握る場面が多かったですが、佐野選手にはそんな劣勢をパワーで挽回する場面が随所で見られました。
TORU選手が4月のタイトルマッチでも語っていましたが、これは本当に近い将来“佐野蒼嵐の時代”が来るんだと確信。
ただ、この試合では団体としての危機感、個人の現状としての危機感をより強く持っていたように見えた松房選手に軍配が上がりました。
マイクで締めようとするところに、同じくベスト4に進出したTORU選手、アルティメット・スパイダーJr選手、三原一晃選手が次々に登場しフェイスオフ。
次週に行われる決戦に向けて盛り上がるシーンです。
注目度としてはTORU選手と松房選手の対決が気になるところでしょうが、ローグネイションを立て続けに下したスパイダー選手、大阪プロレス再始動時に位置付けとしては王者だった三原選手も虎視眈々と狙っていることでしょう。
果たして今年の天王山の頂に立つのは誰だ!?
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