昨日は“大阪トリプルアロー”観戦でした。

大阪トリプルアローとは、大阪プロレス、道頓堀プロレス、2point5女子プロレスといった大阪を拠点として活動する3団体が中心となったオールスターマッチのこと。

今年の3月に大阪プロレスの興行中に電撃発表されたのですが、まさかの展開でワクワクしたものです。

しかし、それからはこの興行に向けて繋がっていくようなストーリーはなく、プロレス界全体の話題にまでは昇華しなかった印象があるのは少し残念なポイントかも。

とはいえ、この興行は対抗戦ではなくオールスターと掲げられていたので、予めバチバチしたことはしないといった方針が告げられていたかもしれませんね。

それを示すかのように対戦カードも5試合のうち3試合がそれぞれの団体の提供試合でしたから、良くも悪くもクオリティは保証されていたわけです。

真の意味でトリプルアローとなったのは第4試合からでしたかね。

これぞ大阪の楽しいプロレスといった楽しいプロレスが繰り広げられ、見慣れたネタもやはり新鮮な組み合わせで行うとまた見方が変わって大笑いしました。

できるものならここにくいしんぼう仮面選手も混じればまだまだ面白くなりそうですね!

第5試合は大阪の若い力が集結した6人タッグマッチ(ゼウス選手もまだまだ若い!)。

チームとして機能していたのは晴斗希選手、ラ・ピート選手、佐野蒼嵐選手の方でしたが、それをも凌駕するのが今の菊池悠斗選手の強さであり存在感なのでしょう。

“菊松”の連携に期待した人も多かったでしょうが、慣れ合うことはなく、個で主役の座を掴んだ感じでしたね。

そんな菊池選手もマイクで今大会の意義について問うていたように思います。

もし第2回があるならば、わくわくできるようなカードがたくさん組まれると嬉しいなぁ。
Written by 『商売繁盛!列島(https://www.prosperisland.com/)』ししむぞ