開幕から順調とまではいかずも、なんとか戦えている状態を維持していたライオンズも7月に入って急ブレーキ。
ここまで頑張ってきた若手選手たちが軒並み疲労なのか分析が行き渡ったのか、得点力が下がってしまいました。
上位チームとの地力の差をまざまざと見せつけられ、ここからは優勝というよりはCS進出圏内を狙っていくことが現実的な目標となりそうです。
今年も行われたランタンイベントをイメージしたカードには渡邉勇太朗投手が登場しました。
疲労対策などで登録抹消されることはありましたが、ここまでローテーションの一角として既に勝ち星ではキャリアハイとなるなど順調にその地位を高めています。
ただし、いつかはエースになるべき存在だと思っていますので、まずは今季中に完投させてもらえるだけの信頼を掴めるように頑張ってもらいたいところ。
渡邉投手がエースの階段を昇っているならば、そのエースの階段の1段目に足を掛けたのが篠原響投手なのかもしれません。
高卒のドラフト5位ということで今季は身体作りに主眼を置くかと思いましたが、早い段階で2軍の先発ローテーションに入り、抜群の制球力で期待の存在へとなりました。
今季中に1軍デビューできるかはチーム事情も絡んでくると思いますが、1軍の戦力として考えた時に先発なのかリリーフなのか、どのような起用になるか楽しみです。
今月はオールスターが開催され、ライオンズからは7人が選出。
その中で甲斐野央投手は中継ぎ部門でファン投票により初出場となりました。
本拠地開催でも地元開催でもないのに選出されたというのは、もちろん今季の成績が評価されてのことですが、古巣のホークスファンも投票してくれたのかなと思ったり。
打ち込まれることもありましたが、基本的には大崩れしないという安心感があるので、本当にライオンズに来てくれて感謝しかありません。
みんなで対戦には投打の軸である今井達也投手とタイラー・ネビン選手が登場。
今井投手は熱中症による降板以降は少し精彩の欠いた投球内容が続いていますが、上位進出には必要な存在ですので復調することを願っています。
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