昨日は大阪プロレス観戦でした。
最近のアゼリア大正ホール大会では珍しいかもしれない、タイトルマッチも天王山などの公式戦も組まれていない興行でしたが、選手によってはもう既に年末のビッグマッチ“エクスカリバー”に向けて火が付いた状態ですのでとても盛り上がっていたと思います。
そんなエクスカリバーの主要カードが次々と決まっていく中、今大会が始まるまでに動きが見られなかったのはタッグのベルトでした。
ローグネイションの浅川紫悠選手と大瀬良泰貴選手が保持していますので、正規軍から誰かが名乗りを上げることが濃厚ですが果たして誰がアピールをするのでしょうか。
第1試合に登場したのはクワイエット・ストーム選手。
ローグネイションを追放されてからは初めて有料興行に登場するとあって、その動向に注目していました。
激しい場外戦こそ繰り広げたものの、ルードの振る舞いは全くありませんでした。
熱戦を展開したアルティメット・スパイダーJr選手と握手しようとしたところでローグネイションが乱入。
追放劇を蒸し返すようなことをされたら、さすがにストーム選手も黙っているわけにはいかないだろうと感じました。
第3試合は先月に続きライトヘビー級の前哨戦が組まれました。
初顔合わせではSUZAKU選手の衝撃デビューの引き立て役となってしまった王者の松房龍哉選手にとっては、たとえ前哨戦といえどももう負けられませんし、なんなら直接フォールを奪い返したいという気迫が滲み出ていました。
リング上でもリング外でもバチバチにやり合う中、冷静に戦況を見極めていたタコヤキーダー選手のサポートを受けた松房選手が佐野蒼嵐選手から3カウント。
今回は両者間で白黒が付くことはありませんでしたが、王者が意地を見せたといったところでしょうかね。
いかにもエクスカリバーに合わせて登場したSUZAKU選手が“最強の挑戦者”であるかはわかりません。
それでも松房選手にとっては、自分の良さが消されてしまうという部分において難しい対戦相手になるのかも。
メインイベントは正規軍とローグネイションが6人タッグで対決です。
最もわかりやすい構図として浮かび上がるのは、エクスカリバーのメインイベントで激突するゼウス選手とTORU選手の前哨戦ですよね。
そしてもう1つの注目点は冒頭でも触れたタッグベルトを巡る動向でしょう。
大阪プロレスが誇るタッグチームとしてはツバビリーのリマッチや“ザ☆虎ビリー”“タコスパ”の出陣が想像できますが、プロレスのセオリーとしてはチャンピオンから勝利を収めればイニシアチブを握ることができるので、まだカードが決まっていないタイガースマスク選手と入江茂弘選手にとっては大チャンスです。
しかし、試合は意外な結末を迎えます。
要所要所で反則や介入を絡めるといった原点回帰したローグネイションの連携の前に入江選手がフォールを奪われてしまいました。
なおも挑発し続けるローグネイションの前に立ちはだかったのはストーム選手でした。
好都合とばかりにタッグ王者側からいわば逆指名のような形でストーム選手と入江選手を強引に組ませてのタイトルマッチが事実上決定しました。
急造タッグにはなりますが、他団体では敵対関係にあるユニット同士だったとはいえ長く対決していただけにお互いのことはよく理解できているはず。
何より大阪プロレスでは“スーパーヘビータッグ”になりますから、未知数なところもありますが期待も大いにできるでしょう。
この日の戦利品は、ツバサ選手の30周年記念の缶バッジ。
デザインがお気に入りだったので、おめでとうの気持ちも込めて3種類とも購入させていただきました!
ししむぞの大阪プロレス初観戦は2000年12月23日のひらかたパーク大会なのですが、その時に対戦カードに名を連ねて今も大阪プロレスのリングで戦っているのはツバサ選手とくいしんぼう仮面選手だけとなってしまいました(現在は欠場中ですがブラックバファロー選手もいましたよ)。
それだけ大阪プロレスに熱い気持ちを持って取り組んでくれていることには本当に感謝ですし、いろいろあるとは思いますが1日でも長くリングで戦う姿を見ていたいと思っています。
ツバサ選手の缶バッジって過去にも購入したことがあるような気がして探してみると、、、見つかりました!
こちらは20周年記念(?)のようなので10年前になるのかな。
この時は確か“くじ”だった気がします。
そして“すと〜む おぶ あかしるこ”はシークレットだったような気もします。
残念なことに記憶が…(涙)
少し早いですが、改めてデビュー30周年おめでとうございます。
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