久々となる画像のない戯言。
いつもよりちょっとだけ真面目に語ります。
昨日で埼玉西武ライオンズの2024シーズン全日程が終了しました。
終わってみれば49勝91敗3分で、首位のソフトバンクとは“裏返し”の勝敗で、5位には14ゲーム差となるぶっちぎりの最下位でした。
「今季は戦えるかも!?」と夢を見れたのは開幕して1〜2週間ぐらいだけでしたかね?
ししむぞの記憶がある中で、応援することがこんなにしんどいシーズンは初めてでした。
これは決して選手が不甲斐なかったのではなく、この青炎(声援)がむしろ選手たちの重圧になってしまっているのではないかという不安みたいなもです。
事実上の監督解任やトレードなど打てる手は打ちましたが、歴史的な貧打は解決せずに借金は積み重なるばかり。
それでも9月・10月の戦いぶりは少し明るいものが見れましたし、1年間ほぼローテーションを守り切った3投手で29勝、限定的になるかもしれませんが平良投手が加わった救援陣も“形”は見えてくるなど、やるべき野球は明らかとなりました。
来季からは西口文也2軍監督が1軍監督へと昇格します。
いずれは監督になることが既定路線ではありましたが、構想としては良い状態での引き継ぎだったと思います。
現実は全く逆の状況となってしまったものの、現場にいる首脳陣の中では最も戦力把握をできているでしょうし、松井前監督とは違い2軍で“勝つ采配”ができていたので期待はしています。
とはいっても、1軍の選手層は今秋からの成長を見込んだとしても他球団に劣ることは否めません。
幸いにも今オフは昨年の山川選手のように“抜ける”ということはないと思われます。
懸念されるのは高橋光成投手のポスティングですが、ポスティングは球団の権利であり、今季の成績では譲渡金がかなり少なくなるでしょうから残留が基本線になるはずです。
何より西口監督が現役時代に背負っていた13番を継いだ者としてやり返さないといけないでしょう。
ですので、大事なのは補強でどれだけの上乗せができるのかです。
手っ取り早いところでは今年は大失敗だった外国人補強ですが、近年の傾向ではどの球団も新外国人が“当たる”可能性は低くなっています。
そんなこともあってか、ライオンズも他球団で実績を残した選手を調査しているという報道が出ています。
かなりの好条件を提示することが必要なので、これまでのライオンズであれば現実的ではないのですが、ここはなんとか監督就任の“ご祝儀”を出してもらいたいところですね。
ご祝儀での補強ならばFA戦線への参入も期待されますが、今オフの目玉選手はバッテリーが多く、打力が魅力という面では阪神タイガースの中軸選手が上がるもののさすがに年俸のベースが高すぎて…。
ならば、結局のところ頼みの綱となるのは今月行われるドラフト会議です。
新人を戦力として計算するなとはよく言われますが、ライオンズの今の選手層では高卒を除く上位指名の選手は間違いなく早い段階でチャンスが与えられますから、大事な強化手段なのです。
ししむぞはアマチュア球界のことには疎いので、○○選手が良いだの○○選手が面白いといったことは言えません。
しかし、近年の指名傾向から今年は野手の1位指名が見込まれますし、昨年がいわゆる“投手ドラフト”だったので今年は“野手ドラフト”になるかもしれませんね。
ドラフトという縁で入団してくれた選手を応援する。
来年は楽しく応援できるシーズンになれば良いですね。
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