昨日は大阪プロレス観戦日でした。
現在の大阪プロレスはシングルのナンバーワンを決めるトーナメント“天王山2024”の真っ只中で、この日は1回戦を勝ち上がった8選手による2回戦が行われました。
トーナメントですから最も盛り上がるのは決勝(準決勝もセット)が行われる最終日であることは当然なのですが、ししむぞ的には2回戦がおすすめです。
公式戦が4試合も見れますし、何と言っても1回戦を勝ち上がったことで勢いがついた選手同士の対決なのでほぼハズレがないんですよねー。
この日のメインで組まれたのは大阪プロレス王者としてトーナメントにエントリーしたゼウス選手と天王山では2年連続準優勝のTORU選手の試合でした。
ちなみにこのカードは昨年の天王山での優勝決定戦の再来となります。
TORU選手が所属するローグネイションはもともと嫌われるルードではないですが、1回戦の勝利後には次戦に向けて“真っ向勝負”や“ミスター天王山”というファンの心をかきたてる発言をしたこともあり、この試合への期待値もTORU選手の支持率も高く感じました。
その予告通り、セコンドも帯同せずに場外戦こそ派手に繰り広げたものの大きな反則行為のない熱戦となりました。
徐々に時間切れ引き分け(天王山の場合は両者失格)がちらつき始めた頃、ゼウス選手の猛攻にグロッキーとなったTORU選手にレフェリーチェックが入ります。
当然早く試合を決めたいゼウス選手はレフェリーの制止を振り切るわけですが、そこが勝負の綾となりました。
TORU選手が毒霧攻撃で眼を眩ませ、一気にラッシュをかけて勝負あり。
この試合運びをTORU選手は「俺なりの色を付けて」と表現しました。
いやー、、、これは一本取られましたね。
どんな形であれ、シングル王者から3カウントを取ったわけですから、この時点でベルトへの挑戦権はTORU選手が大きく手繰り寄せました。
でも、ミスター天王山を名乗った以上は欲しいのは挑戦権ではなく優勝でしょう。
1回戦から2回戦に向けてはゆとりのある日程でしたが、ここからは過酷な日程で、連戦かつ優勝にはダブルヘッダーとなります。
この日の戦いで最も体力を消費した勝者はTORU選手ですが、どこまで回復できるかがポイントになるのではないでしょうか。
この日の戦利品は大阪プロレスタッグ王者“ツバビリー”のサイン色紙。
ちょうどツバビリーのシールが新発売された(参照)と知ったので、持ち込んだ色紙に貼って、オリジナルグッズ風にサインをしていただきました!
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