再始動した大阪プロレスとしては初めての新人レスラーとして昨年11月にデビューした佐野蒼嵐選手。
もともとレスリングの実績があることもあり、入門時から体格はしっかりしていました。
待望の新人ではありましたが、周りのレスラーとのキャリア差は非常に大きく、健闘こそすれど結果が出ない日々が続きました。
そんな時に突如現れ、大阪プロレスへの参戦を願い出たのがARASHI選手でした。
デビューしたのは少しだけARASHI選手が早いものの、2人は同い年で共にレスリング出身、極めつけは互いに“嵐”を背負うライバルとして格好の存在でした。
初めてのシングルはビッグマッチの第1試合と“意味のある”ところで組まれました。
前哨戦から優勢を保っていたARASHI選手が勝利しましたが、これから始まる2人のライバルストーリーに夢見た観客はししむぞだけではなかったはず。
ただ、ARASHI選手が再びメキシコでの武者修行へ発つ決意をしたことで第1章の終わりを告げるシングルが組まれることとなりました。
そこで掴んだ悲願の初勝利。
物語は始まったばかりで、きっとまた戦う日、そして第2章の幕が開く時はやってくるはずです。
それまでは日本で、そしてメキシコでと高め合う日が続きます。
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