2023年のししむぞのプロレス始めはもちろん大阪プロレスです。

大阪プロレスにとっても新年最初の興行ということでしたが、相変わらずコロナの猛威は止まずにこの日はタイガースマスク選手、佐野蒼嵐選手が欠場、そして公式発表こそされていませんが練習生くんも不在でした。

そんな厳しい状況でも、ゼウス社長からは入場式でこの大会がこけるようでは2023年の成功はないとの旨の決意表明もなされ、否が応にもこの興行への期待は高まります。

今大会のテーマとして、2月に行われるタッグフェスティバルの前哨戦が多く組まれましたが、やはりメインイベントのお笑い選手権は大阪プロレスの楽しいプロレスのクオリティの高さを改めて証明しましたし、“初笑い”ではないですが新年最初の興行を締めるにはもってこいの試合でした。

興行中には5月までの主要大会の日程が発表され、新体制初のビッグマッチが5月にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われることになりました。

実はこのことは大阪スポーツお正月特別号でゼウス選手が言及していたのですが、それでも映像付きで発表されるとやはり胸が躍りましたね。

TTホールはプロレスの会場としては特殊な形状になるはずなので、どのように魅せていくのかは楽しみな部分です。

ただ、かつて大阪プロレスは“2階から見下ろすプロレス”も成功させてきたので、きっと素晴らしい体験ができるのではないでしょうか。

そして、今大会から新たに発売されたパンフレットもやはり豪華で充実の内容。

4選手のコラムに加え、ブラックバファロー選手のインタビューもあるのですが、見どころは各選手が試合のない日のスケジュールについて詳しく書いている点ですね。

普段は知りたくても知れない、聞きたくても聞けない内容なので(笑)、タッグフェスティバルへ向けてのコメントよりも見入ってしまいました。

宮尾信次郎統括マネージャー、いつもありがとうございます!

パンフレットについては1000円と聞くと確かに敬遠しがちになるのはわかります。

とはいえ、開始時間前や休憩時間に軽く読むことで興行の新たな楽しみが見つかりますし、観戦を終えて家に帰ってじっくり読むことで次の観戦へ向けての発見があったりします。

観戦のお供にパンフレットはぜひオススメしたいと思います。

そうそう、大阪プロレスは比較的選手との距離が近いので、パンフレットにサインを貰うという楽しみもありますしね。