今回のワールドカップはAbemaで全試合無料放送をしてくれているのが本当にありがたい!
だから、こうして節目ごとに振り返りの戯言が書ける(笑)
今回は準決勝の2試合。
まずクロアチアvsアルゼンチンを構図で示すなら粘りのクロアチアと攻撃のアルゼンチンといったところでしょうか。
日本を下したクロアチアを応援したい気持ちがあったとしても、アルゼンチンの優位は揺るぎないのですが、もし90分で決着が付かなければ「もしや…!」という空気は間違いなく生まれたと思います。
ただそんなプランも前半で大きく狂ってしまいました。
PKの判定に関してはクロアチア側に厳しいものでしたが、2点目は完璧すぎました。
2点リードは決して安全圏ではありませんが、後半は明らかにアルゼンチンは温存モードに入りましたし、クロアチアはコンディションの問題などあったのかもしれませんが、主軸を下げて完全に白旗を揚げました。
クロアチアは決して下馬評は高くなかったものの、前回が準優勝で今回はベスト4と世界にその強さを見せつけました。
そしてアルゼンチンは2014年のブラジル大会以来の決勝進出です。
ここまで来ると、間違いなくメッシ選手に優勝カップをが合言葉でしょう。
もう1つのカードはフランスvsモロッコとなりました。
今大会最大のサプライズであるモロッコが前回優勝国に挑みました。
モロッコの最大の強みはここまで1失点の堅固な守備です。
一方のフランスは5試合で11得点、そしてエムバペ選手とジルー選手が合わせて9得点とはっきりとした攻撃の形が出来上がっています。
試合会場は完全にモロッコのホームのような雰囲気になり、ビッグサプライズを期待しましたが…。
開始早々の失点、そしてここまで守備陣を牽引してきたサイス選手が負傷交代と誤算が重なりましたが、むしろこの交代は反撃の糸口となり得意のサイド攻撃が活性化。
あわやの場面を幾度となく作り出しましたが、最後までゴールネットを揺らすことは叶わず。
フランスが決勝へと進み、連覇への挑戦権を得ました。
連破を果たせれば、それは史上3ヶ国目の偉業となります。
ちなみに前回大会で両国の対戦は決勝トーナメント1回戦で行われ、フランスが4−3でアルゼンチンを下しています。
その試合ではエムバペ選手が2ゴールに対して、メッシ選手はゴールなしと明暗が分かれています。
今大会は現時点で5ゴールずつで並ぶ両エース。
得点王を奪い、母国を優勝に導くという最高のストーリーを仕上げることはできるのでしょうか。
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