サムライブルーのカタールの地での冒険が終わりました。

決勝トーナメント1回戦でクロアチア相手にPK負け…。

またしてもベスト8の壁を破ることはできず“新しい景色”を見ることは叶いませんでした。

PKについては運であるという考え方やはっきりとした実力差が出るという考え方、どちらも間違いではないと思います。

ただ、前回準優勝などの経験や個々の選手の実績でも上回るクロアチアにしてやられた感はありましたね。

もちろんキッカーに名乗り出た選手たちを責めるつもりはありません。

むしろ覚悟を示してくれたことにありがとうの気持ちでいっぱいです。



これで日本代表の活動としては一区切りが打たれることになります。

まずは監督がどうなるのかというところから始まりますが、今回はいつもと違って“続投”が選択肢の一つとして残っているのは間違いないでしょう。

確かに森保監督の手腕は評価されて然るべきだと感じます。

今回はポゼッションのドイツやスペインのサッカーには対応することはできましたが、個の力が前面に出るコスタリカを打開することはできず、支配を望まず適当に放り込むクロアチアには無駄な時間を費やしすぎました。

世界の舞台で日本が優位に進める試合はなかなかないでしょうが、やはり今大会のサッカーを日本スタイルにするのは拙いでしょう。

そうなると外国人の招聘を…と言いたくなりますが、現時点で名前が挙がっている世界的名将たちが必ずしも躍進に導けるのかと言われると…。

次回のワールドカップはカナダ、アメリカ、メキシコの3ヶ国共催で48ヶ国が出場と今回に続いて異例の大会になります。

サムライブルーの新しい冒険も見守っていきたいと思います。