東京五輪の出場権が懸かった「AFC U−23選手権」、日本代表は惨敗でした。

開催国として既に出場権は確保できていたとはいえ、チームとしては残り数少ない実戦の場、個人としては基本的に海外組が呼べない今大会はメンバー生き残りをアピールするには最高の舞台でしたが、収穫は本当に少ないものに終わってしまいました。

確かに日本にとっては不可解なVARの判定などがありましたが、アジアで勝てないなら世界で勝てるわけがありません。

来月からはJリーグが開幕し、候補選手のレベルアップが期待されるとは言いますが、今大会の結果を踏まえると海外組とオーバーエイジの選手を中心とした構成が基本となるでしょう。

U−23アジア選手権の登録人数は23人でしたが、五輪では18人となります。

もしオーバーエイジを最大の3枠使う場合は、世代での代表はわずか15人です。

現実的には海外組とオーバーエイジで埋まらなかったポジションを国内組で補充する形になってしまうのでしょう。

ただ、決して悲観的ではありません。

3月に予定される強化試合では海外組に加え、オーバーエイジの選手も招集するプランがあるということです。

いわば本大会を見据えた“表チーム”が結成されます。

親善試合となるものの、対戦相手の南アフリカとコートジボワールは五輪出場権を得ており、国際Aマッチウィークでもあるためベストメンバーに近い構成が予想できます。

ここが本大会に向けた最後の試金石となるはずです。

ところで、今年のNHKサッカーのテーマ曲になったMAN WITH A MISSIONの「Change the World」がとても気に入りました!

個人的に「タマシイレボリューション」がサッカーテーマ曲のイメージだったのですが、久々に塗りかえてくれそうです(笑)