今季限りで尹晶煥監督が任期満了で退任。

報道も出ていましたし、2冠に輝いた昨季に比べるとパッとしない成績ということもあり、覚悟はしていました。

ただ実際に発表されると、やっぱりショックに思う気持ちが大きいです。

数年越しのラブコールが実って誕生したOB監督は夜明け前の始動で周囲を驚かせました。

徹底的に体力を強化した就任初年度はチームに初めてのタイトルをもたらしました。

そして4冠を目指した2018年でしたが、タイトルを獲ったが故の徹底分析と過密日程から来るコンディション不良で苦しみました。

セレッソというチームは好成績を残した翌年にガクッと落ち込む傾向があるために、本当はJ1残留が果たせたことで最低限の目標はクリアなのかもしれません。

でも当初の目標に比べれば、それは遥かに低い次元の話となります。

サッカーの監督はたとえ前年度に良い成績を残しても、5試合結果が出なければ解任されてしまうような厳しい世界です。

今季はACL用に充実させた戦力も、来季はアジアの舞台で戦うことはできないため、どちらかと言うと放出の多いオフとなりそうです。

新監督のスタイルにより外国人選手の編成も変わりそうです。

また新しいセレッソ大阪のスタートとなりますが、ユニフォームに輝く星が消えることはありません。

尹晶煥監督と共に戦った2年間を忘れることなんて絶対にありません。

今はただ「ありがとう」の一言に尽きます。