必ず勝たなければいけなかった日本代表の第2戦はギリシャ相手にスコアレスドロー。 はっきり言って、日本人の池ちょんですらつまらなかったのだから、世界の人たちはもっとつまらなかっただろうと思います。 戦前からギリシャは「鉄壁」「堅守」など得点を決めるのが至難の業のように報道されてきました。 こぞって欧州予選10試合で4失点と数字を出していましたが、正直この数字は当てにしていませんでした。 どちらかと言えば、かなり組分けに恵まれた結果であって、同グループから本大会出場を決めたボスニア・ヘルツェゴビナには2試合で3失点していましたし。 だから守備的なチームではあるけれども、十分に得点のチャンスはあると思っていました。 ただ自ら得点の機会を放棄していった結果がスコアレスドローです。 ボール支配率やパス成功数は圧倒しましたが、横パスを繰り返した結果ですからね。 最後のパワープレーに関しても、今までほとんどしてこなかった苦肉の策でしょう。 そもそもパワープレーを展開していくことを想定していたならば、選手選考の段階において豊田選手などの大型FWを選出するはずです。 決して鉄壁ではないチームであっても、思いつきで得点を決めれるような大会ではないのです。 何のための斎藤選手? 何のための清武選手? 何のための青山選手? 可能性は最終戦まで繋がりましたが、数値上はほぼ絶望的。 可能性がゼロならば、未出場のメンバーを中心に編成できましたが、可能性が残った以上は基本形は崩さずにスタメンは組むことになるのでしょう。 ザッケローニ監督は監督としての経験は豊富ではありましたが、本大会の采配はこれが初めてで、選手以上に重圧にやられた感じでした。 進退については、まずは本人の意思が尊重されるようですが、日本代表の性質としては4年が1つのスパンです。 おそらく今大会で退任となるのでしょう。 後任に関して、国籍は欧州であろうと南米であろうとその他の地域でも問題はありません。 W杯で采配の経験がある(できれば実績も多少は…)、この1点が大事です。 |
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