侍ジャパンのWBCでの闘いが終わりました。
結果としては3連覇ならずという残念なものでした。
ただ、元はと言えば参加する参加しないで揉めていた大会でしたが、日本国民には大いに元気や勇気を与えてくれたと思います。
それでも色々と課題が残ったのも事実。
しっかりと反省をして、次回のWBCや新たに創設されるという国際大会に向けて準備をしてもらいたいものです。
その最たるものが監督人事でしょう。
試合勘のある現役監督が良いという話から、時期的に現役監督は難しいとなり、今回は山本監督で落ち着いたわけですが、その過程で野球観はどれだけ尊重されたのか疑問が残ります。
監督は“スモールベースボール”と日本野球伝統の戦術をよく話していましたが、厳しい言い方をするとWBCでの闘い方は“ギャンブルベースボール”だったと感じています。
議論の的となっている重盗失敗についても、台湾戦での“あの”盗塁に成功したから今回もやってみよう、のような感覚だったのかなぁと疑ってしまいますし。
実際にどの程度使われているかはわかりませんが、あの勝負所で「してもいい」のような曖昧なサインが出たのも不可思議ですし。。。
選手たちにはこの大変な時期に日本を背負って闘ったことに敬意を表したいと思いますが、首脳陣の構成の仕方についてはルール作りが早急に進むことを願っています。

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