天王山2010は空牙選手の初優勝で幕を閉じました。

まぁ今大会の闘いぶりを見ていたら順当と言ってもおかしくない結果でしょう。

ただ…天王山ですよ。

選手の入れ替えが激しい大阪プロレスの中でもこの“天王山”というブランドはきっちり守られてきているんですよね。

期間中は基本的にストーリーは度外視して、それぞれが個の力で最強の座を目指して死闘を繰り広げるんです。

特に今年は他団体ゲストなしの純血選手を集めたというのに…。

そりゃ“JOKERの空牙”として出場すれば優勝するのは当たり前ですよ、だってチャンピオンですから(笑)

ハードコアで輝くのもみんな知ってるんです。

だからクリーンファイトとまでは言いませんよ、でも純粋にプロレスでの強さを見せてほしかったです。

確か過去にも天王山に無理やりストーリーを組み込んだ年がありましたが、あの時もすごく残念に思ったことを思い出しましたよ。

傍から見れば天王山に拘りすぎと思われているのかもしれないですが、そこはやっぱり長く大阪プロレスを見てきたからこそ拘りたいのです。

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