埼玉西武ライオンズの2010年シーズンが終わりました。

やっぱり悔しいですよ。

マジックナンバーが最初に点灯して、本当に優勝は目前に迫ったところでの大失速でしたから。

大失速の要因を挙げるならば、ブルペン陣の崩壊になるとは思いますが、ライオンズファンならばきっと彼らを責めるようなことはしないと思います。

だって彼らの活躍がなければ、きっと前年同様にBクラスで終えるシーズンになっていたはずだから。

確かに期待していた活躍ができなかった選手もいますが、例えば長田投手や岡本篤投手の奮闘を予想できた人はほとんどいませんよ。

失礼ながら、岡本篤投手に関しては今年1軍である程度投げなければ放出されてしまうとすら考えていました。

そしてブルペン陣のMVPは間違いなくシコースキー投手。

昨年のウィークポイントであった抑え投手の役割を全うしてくれました。

ほとんど救援失敗がなく終盤を迎えたところでのヒジの違和感、そしてチームは大失速、、、皮肉なものです。

確か単年契約ではあったと思いますが、来年も腕をグルグル回してもらいたいものです(笑)



ここからは簡単に補強の話をしましょうか。

やはり最重要ポイントは投手で、もっと明確に書くならば左のリリーフですよね。

今季は工藤投手の獲得とグラマン投手の復帰である程度の計算をしていたとは思いますが、完全に期待外れに終わりました。

また星野投手、土肥投手も期待に応えたと言うには程遠い成績でしたので新戦力の獲得は必須となります。

しかし今年のドラフトでは斎藤投手、大石投手、澤村投手など右の本格派投手が大豊作なのでどのような戦略を立てるかですね。

おそらく上記の3投手は競合すると思いますから、回避して乾投手あたりを1本釣りできれば良いのですが…。

FA戦線に関しては、例年通り積極的には動かない感じがします。

むしろ流出のないように備えてもらいたいものです。

確か石井義選手、細川選手などがFAの資格を持っているのでどうか誠実な交渉を。。。

外国人については全員残留でも構わないと感じます。

グラマン投手、ブラウン選手については微妙な感じもしますが、グラマン投手については今季ほど悪いということはなさそうですし、ブラウン選手についてはブラゼル選手放出という大きな失敗があるだけにもう1年見ても良いと思うんですよね。

許投手については順調ならば来季中にFA権を得て外国人枠から外れますので十分に戦力になるはずです。

フェルナンデス選手については成績を見る限りは残留を基本に進めるはずですが、難点は獲得の経緯が中村選手の離脱による緊急補強だったんですよね。

来季は中村選手も完璧な状態で出場してくれるはずですから…どうなる?

ところでフェルナンデス選手も日本球界で長くなりましたが、FA権はいつになるのかな?

シコースキー投手については前述の通り残留を熱望です。

そんなシコースキー投手は来季から外国人枠から外れるとの報道がありました。

そう考えるとライオンズの外国人はベテランが多いですね(笑)

誰が外国人枠で誰がいつ外れるかがわかりません!

最後に最も気にかかるのは中島選手の動向ですよね。

メジャー志向があるとのことで今オフにもポスティングという可能性がありますから…。

仮に中島選手が抜けるとなると、投手以上に打線の強化が必要になりますから補強戦略も一転ですね。

ショートの後釜には浅村選手がいますが、迫力不足の感は否めません。

もしかすると松井稼選手の復帰や岩村選手の獲得にも目を向けるのかなぁ。

オフもそれなりには楽しめそうです。

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