先日行われた東京大会についての総括です。 流出してしまった大阪プロレス選手権を取り戻す闘いは、アジアン・クーガー選手が善戦したもののキャリアの違いを見せたディック東郷選手に初の防衛を許してしまいました。 ちなみにこのタイトルマッチはLOVの要求により賞金100万円が懸けられており、次回の防衛戦では倍となる200万円が懸けられることとなり、至宝の奪還は「数撃ちゃ当たる」的な考え方はできなくなりました。 個人的にディック東郷選手は実力ではトップクラスと思っていますので、小峠選手や原田選手など若手選手がどんどん向かっていくのは良い経験となると考えていました。 ただ、200万円、400万円と倍増していっては大阪プロレスには非常に大きな負担です。 経験を積むことより、必ず奪還できる選手を送り込む必要が生じてきたのです。 では次期挑戦者として相応しい選手を考えてみましょう。 真っ先に名前が挙がるのはビリーケン・キッド選手でしょう。 ただし、ビリー選手は前回の対戦からまだ期間が空いていないという大きなマイナスポイントがあります。 そしてシングルプレイヤーとしての期待値も高い戦国タッグについては、どうもシングル王座奪還よりも違う目的に向かっているようで大きな動きは起こしていないですね。 また、大阪プロレスの“歴史”から考えるとタイガースマスク選手、ブラックバファロー選手に立ちあがってもらいたいところですが、LOV同士の対戦の可能性は限りなく低いようなので考えにくいです。 となると、適する挑戦者は誰だということになります。 ここで個人的に推したいのがツバサ選手です。 スポット参戦になってからはストーリーに絡む機会がほとんどなくなってしまいましたが、実力、実績ともにトップクラスであるのは誰もが認める選手です。 そして、ディック東郷選手との対戦経験が豊富というのも他の選手にはない大きなストロングポイントとなるでしょう。 さて実現するでしょうか。 |
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