4年に1度のサッカーの祭典であるW杯がついに開幕しました!
僕はどんなスポーツでも観戦するのは大好きなんですが、中でも1番熱くなれるのがサッカーです。
だから2002年からの4年間を2006年のW杯を見るためだけに生きてきた、というのは言いすぎですが(笑)、それぐらいの気持ちで待っていました。
というわけで、今回は主観だらけのW杯展望でも書いておきましょう。
…ほとんど自分の思い出用です、ゴメンナサイm(_ _)m

【グループA】
開催国のドイツがクジ運にも恵まれて頭1つリード、決勝トーナメント進出はまず間違いないだろう。
残り1つの座を巡ってはエクアドルとポーランドが激しく争うことになるだろうが、ポーランドは得点力不足が解決できない予感。
コスタリカは結束力ではグループ随一だがワンチョペが封じられると厳しい。

【グループB】
順当にイングランドとスウェーデンの通過を予想。イングランドはGKの人材不足と中盤の守備力に疑問が残るがグループリーグではあまり問題にならないはず。
ベッカム、ジェラード、ランパードの好調が持続すれば久々の優勝もありうる。
パラグアイはレギュラー陣の高齢化、トリニダード・トバゴは経験不足がネック。
ただトリニダード・トバゴは初出場で初勝利を挙げることができるのか、ヨークが慣れ親しんだイングランド代表の面々相手にどのようなプレーを見せるのか注目は多い。

【グループC】
俗に言う「死のグループ」。
2002年の大会では同じく死のグループで涙を流したアルゼンチンだが今回はリベンジを果たすのではないだろうか。
オランダに関しても世代交代がうまく進み優勝を狙えるメンバーとなり突破の可能性が高い。
ただケガ人が多いとの情報があり、その場合には初出場ではあるが、名将アンリ・ミシェル率いるコートジボワールが一気に出てくる要素はある。
FWにはチェルシーのドログバ、DFにはアーセナルのトゥーレとエブエなどタレントも揃っている。
セルビア=モンテネグロはクジ運がなかったと言うしかない。

【グループD】
2強2弱でポルトガルとメキシコの突破が堅い。
注目はどちらが1位通過するかということになるが、近年チームとしてのまとまりが急激に向上してきた感のあるメキシコが有利。
イラン、アンゴラ相手に大爆発すればボルヘッティが一気に得点王候補に浮上することができるかもしれない“おいしい”グループだ。

【グループE】
何気にここも「死のグループ」かもしれない。
下馬評ではイタリア、チェコが有利ではあるが、アメリカのドノバン、ガーナのエッシェンという頼れる中盤が踏ん張れば混戦になる。
ただ従来の守備力に得点力が加わったイタリア有利は揺るぎない。
問題はもう1つの座ではあるが、主力の高齢化が進むチェコよりもW杯での経験を持つ選手が多いアメリカの方が僅かに有利か。

【グループF】
ブラジルの圧倒的優位は揺るがない。
他の3ヶ国は横一線といった感じだが、プルソ、クラスニッチという決定力の高いFW2人を擁するクロアチアが若干リード。
オーストラリアも高さという武器は持つもののチームとしての熟成は未知数。
ただ、1人で打開する能力を持つビドゥカは要警戒。
両国とも守備に不安を抱えるだけに、そこを日本が上手く突いていけばベスト16も夢ではない。

【グループG】
一歩抜きんでた存在のフランスをスイスと韓国が追いかける様相。
世代交代には失敗しているもののベテラン陣が奮闘するフランスの突破の可能性は高いが、シセの負傷によりFW陣の選手層が薄くなったのは気になるポイント。
スイスはこれと言った強さはないが、成長著しい若手が台頭、アーセナルでもレギュラーの座を掴んでいるセンデロスが率いる最終ラインも安定している。
フランス同様にFWフォルランテンの離脱がどんな結果を及ぼすのか。
前回はベスト4に入った韓国であるが、その勢いは今はない。
アドフォカートの采配には多くの疑問点が付き、相当の奮起がないと厳しい。

【グループH】
グループDと同じく2強2弱がはっきりと出ている。
悲願の初優勝を狙うスペインと悲願の初出場を果たしたウクライナの突破が濃厚だ。
得点王を狙いたいシェフチェンコはグループリーグで1点でも多くゴールを挙げておきたい。

【優勝予想】
EURO2004では伏兵ギリシャの初優勝という誰もが予想できない結末となったが、W杯ではそのようなことは難しい。
筆頭はブラジルとなるのだが、当然全チームがマークしてくるわけで体力の消費に打ち勝つことが出来るのかに注目。
また守備陣にも少々の問題があるうえにエジミウソンの故障で各々にかかる守備の負担が大きいブラジルに絶対的な強さはない。
次いで浮上するのがアルゼンチン、イタリア、イングランドになるわけだが決勝までブラジルと当たらずに進めそうなアルゼンチンとイタリアが優勝候補だろう。
個人的な気持ちとしてはイタリアの優勝を希望(笑)
ジダンに「有終の美」を飾ってもらいたい気持ちもあるが、やはり戦力的には厳しいと言わざるをえない。
また開催国のドイツであるが、攻撃面は力があるものの守備面の課題が大きく、一発勝負のトーナメントでは地元の利があっても相当な苦戦が予想される。

【得点王予想】
得点王に輝く条件として1試合でも長く試合をすることが挙げられる。
そう考えると上記の優勝候補国の攻撃型のチームからの選出が妥当だが、例えばブラジルはロナウドとアドリアーノという強力な2トップがどちらも点を取りたがる性格のために分散してしまう恐れがある。
その点を考慮して立てた予想は、本命:アンリ(フランス) 対抗:アドリアーノ(ブラジル) 注意:クローゼ(ドイツ) 大穴:ボルヘッティ(メキシコ)となった。
シェフチェンコの扱いが難しい…。

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