先日、友人と共に映画館へ行き、『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』を鑑賞してきました。 今作は劇場10作目ということもあり興味津々だったのですが、どうも1人で映画館に行くには気が進まなかったところ、ごく近辺に自分と同じ思いを抱いていた友人がいたので連れ立って劇場へ行ったのです(笑) 30分のテレビアニメ版でもクオリティは十分に高いと思うのですが、やはり劇場版にもなるとそのクオリティの高さは比べるほどにもなかったです。まぁ映画を見に行く人は、たいていテレビアニメを普段から楽しんでいる人が大多数なのでしょうが、『名探偵コナン』の劇場版はテレビアニメ版の延長線上にあるようでない、つまりそれだけ見ても楽しめる作りになっているところが人気の秘密だと感じます。 そんななか敢えて苦言を呈すならば、今作は10作目ということでいつも以上にオールスターキャストとなっており、その人間関係を自分の中で把握するのに時間を要すこと。犯行の動機に「ウラ」を作ろうとするがあまりに曖昧になってしまったことが挙げられます。少し子どもたちには難しかったのではないでしょうか。 劇場版『名探偵コナン』が他の映画と比べて顕著に違うのが、観客数に占める子ども世代の割合であると思うだけに少し残念でした。 ただ、ところどころに散りばめられているギャグや出演者の絶妙な掛け合い、そして何と言っても迫力ある映像ととても満足した作品でした。 これを機に、過去の劇場作品で見ていないものをレンタルしてこようかなと思っています。
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