今シーズン開幕前にも報じられた、柿谷選手のガンバ大阪への移籍話が再燃しました。
言うまでもなく、柿谷選手はセレッソのエースナンバーでもある背番号8を背負うことからも、池ちょんは移籍には反対であり、ましてやそれがライバルチームのガンバというのは絶対に見たくない光景ではあります。

ただ、開幕前と違うのは両チームとも描いていた青写真に狂いが生じたこと。
JリーグとACLの両立のためにほとんどのポジションでターンオーバーができる選手層を持つセレッソですが、ACLは早期敗退となり、これからはカップ戦と天皇杯が始まりますが戦力的には余剰とも言えます。
柿谷選手は出場機会こそありますが、フル出場はほとんどなく、この先もフル出場が確約されることは厳しいと思われます。
一方のガンバは開幕前はリーグ優勝のために柿谷選手を狙いましたが失敗、そしてチームもまさかの超低空飛行でスタート。
まだまだ優勝の可能性は消えていませんが、現実的には残留争いに巻き込まれずにACL圏内に入ることができれば御の字くらいな状況です。
万が一、J2に降格してしまうようなことがあればチームは崩壊です。
そのために今回の移籍報道は本気なんだと思います。
そこでポイントとなってくるのが、あくまで報道を鵜呑みしたものですが移籍金が破格の4億円ということ。
これはセレッソ側の立場の池ちょんですら驚きの金額です(汗)
移籍金はチーム間で支払われるものなので、柿谷選手個人への提示額はまた違うものでしょうが、移籍にはチームからも選手からも承諾が必要ですからかなりの好条件を提示しているのでしょう。

セレッソサポーターは待つこと、信じることしか今はできませんが、それなりに覚悟しておくことも必要なのでしょう。
ただ、海外挑戦には比較的寛容な条件で送り出すセレッソですが、国内移籍はしっかりと移籍金を取るというのは良いことです。
反面、ガンバサポーターからしてみれば、素直に戦力補強として歓迎してくれる方やライバルに大金を払うことへの抵抗などいろいろありそうですね。。。