日本のブラジルW杯初戦は厳しいものとなりました。
華麗なゴールで先制したものの、わずか2分間で2ゴールを許しての逆転負け。
正直なところ、2点でよく済んだと思うほど後半はやりたいことができませんでした。

ドログバという切り札を迷うことなくおそらくプラン通りに出したコートジボワールと大久保という切り札の出しどころを迷った日本、采配の部分でも勝負の明暗を分けましたね。
相手は中盤を削ってまで前線の選手を出してきたのですから、日本はそれを受ける形で今野選手(伊野波選手)を投入して3バックor5バックで最後列は常に1人余らせる形をとってほしかったのが個人的な感想。
そうでなくとも、香川選手・岡崎選手のサイドアタッカーも守備のことはしっかり意識しないと。

ギリシャ戦はともに生き残りをかけた試合となります。
引き分けでも最終戦まで可能性が残ることもありますが、勝てなければ決勝トーナメントの夢は潰えるでしょう。
陣形についてここで変えるのは危険ですが、スタメンについては再考の余地があります。
特に前線の4人については最低限の守備の意識は必要ですが、点を取れる気配が感じられないならば潔く交代する勇気が必要です。
素早いパスやドリブル突破に活路を見出せそうな相手ですから、今回は出番のなかった清武選手・斎藤選手は秘密兵器になり得る存在です。
第3戦まで夢を繋ぐためにも何としてもギリシャ戦は勝利を掴んでもらいたいです。
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