報道でJ2が来季からプレーオフ制度を取り入れようとしていることを知りました。

現行の制度では、3枠ある自動昇格枠はリーグ戦での上位3チームに原則として与えられていますが、新制度では上位2チームは自動昇格で残る1枠を3位から6位のチームで争う仕組みで考えているようです。

大きな理念としては消化試合を減らすことから来る各チームの収益の増加がありそうです。

確かに収益の面から考えると非常に興味深い新制度だと思います。

ただ仮にJ2の6位のチームがJ1に昇格した場合、戦力的にも体力的にもJ1で1年間闘うことはできるだろうかという疑問はあります。

大袈裟な話になりますが、J1の質の低下に繋がってしまうような危険な可能性もはらんでいることは慎重に検討しないといけないです。

現実の問題として、昨季のJ2・3位で昇格してきたアビスパ福岡は開幕から3ヶ月が経過した今も未勝利ということで壁を痛感しているところです。

J2にはカズやゴンといった人気選手も所属しているので、それらの選手がプレーオフで大活躍してJ1に牽引する、のような青写真を描いているのかもしれませんが、まずは日本サッカー界のプラスになることを大前提に今後も改革案を話し合ってもらいたいです。

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