5月5日のこどもの日、長居スタジアムにサッカー観戦に行ってきた。
スタジアムではこどもの日ということもあり、たくさんのイベントがあった。

今日の対戦相手は森崎兄弟が攻撃の舵をとるサンフレッチェ広島。
J2から復帰した今季は勝ち星なしの3敗4分と低迷中。
最下位に沈むセレッソにとって、浮上のキッカケを掴むのに格好の相手である。
セレッソのフォーメーションは、最近、継続的に使われている4−4−2。
その注目のスタメンは、伊藤・ラデリッチ・上村・千葉・カブラル・下村・徳重・森島・布部・西澤・ロブレク。
出場停止の大久保を除けば、ベストメンバーと言えるだろうか。

試合は、立ち上がりから広島が主導権を握る展開に。
一方のセレッソは粗雑なプレーが目立ち、攻撃の形が作れない。
そして、主審の不可解な裁定もセレッソの攻撃のリズムも乱す。
そんな中、恐れていた光景が・・・。
前半にして、ラデリッチが2枚目の警告で退場に。
個人的には、ラデリッチの2度の反則は警告を出すほどのレベルではなかったと。
それより、すぐ後の、広島の選手がセレッソの選手を殴ったプレーに警告すらなかったのはどうなのだろうか??
前半はスコアレスで終了。

後半になっても、主導権は広島が握る。
その立ち上がりにセットプレーから先制を許す。
なぜセレッソはセットプレーからの失点がこんなにも多いのか??
カブラルや上村など空中戦は強い選手が多いのだから、単純に連繋の問題だと思うが・・・。
攻撃の形が作れないセレッソは苔口・佐藤といった攻撃的な選手を投入し、同点を狙いに出る。
後半40分ごろからはセレッソがリズム良く攻撃し、あわや同点の場面を何度となく作り出す。
そしてロスタイム直前に歓喜の時が!!
徳重の同点ゴールが生まれた。
しかし、「なんとか引き分けに持ち込めたかぁ」と誰もが思った瞬間、広島に勝ち越し点が入った。
明らかな集中力の欠如だった。

今日の試合、セレッソで合格点を付けることができるのは、GKの伊藤ぐらいしかいなかった。
それほど、セレッソの内容は良くなかった。
しかし、今日に限っては、セレッソの選手を責めるのは酷だと思う。
今日は、主審の理不尽ジャッジが全てであった。
信じられないほどに警告を出したがり、ミスジャッジと思われる裁定も数回。
特に、後半にあった広島選手のハンドを見過ごしたプレーには驚いた。
アレは、マラドーナの「神の手」より明らかだったぞ(笑)
あのようなミスを連発する主審のせいで試合が潰れたことは残念極まりない。
そして何より、子供が多く集まったこの日に、子供たちの夢を潰した家本主審に遺憾の意を示す。