最近、電車に長時間乗車するときは必ずと言っていいほどに本を読んでいます。
記念すべき「商売繁盛!日記」の第1回目は本の話にしたいと思います。

僕のお気に入りの作家は宗田理氏と東野圭吾氏。
今回は特に最近読む機会が多い東野圭吾氏の本についての紹介です。
確か初めて買った東野氏の本は「魔球(講談社文庫)」という本。
高校野球が絡んだミステリーといった感じで、当時、ミステリーにはまりつつあった僕が、「あまり本格的すぎるのもなぁ…」と思っていた時に発見したのがこの本。
僕はスポーツを観るのが好きなので、「スポーツ絡みのミステリーで良いじゃん」と即購入でした。
大まかなストーリーとしては、場所は春の選抜高校野球大会つまり甲子園球場、開陽高校でエースを務めていた須田武志は絶体絶命の危機を迎え、相手の4番打者に対し2ストライクに追い込んでから揺れながら落ちる“魔球”を投じた。打者は空振り…しかし捕手の北岡が後逸しサヨナラ負けを喫した。その数日後、北岡が愛犬とともに刺殺体で発見される。直ちに捜査対象として須田が浮上したが、その須田も右腕を切断された刺殺体として見つかる。そしてその須田の傍らには「マキュウ」という文字が残されていた。
といった感じで物語は始まります。
高校野球に懸けた「青春」と「殺人事件」という相反するような2つの項目が交錯することにより、何ともいえない新鮮さが生まれているように感じました。

また「ゲームの名は誘拐(光文社文庫)」という本も印象深い1冊です。
これは映画となった「g@me」の原作本でもあります。
原作本と映画では少しエンディングに違いがあるというのも実に興味深いものでしたが、このストーリーの最大の魅力は斬新的とも言える「視点」にあります。
通常、誘拐に関するストーリーでは被害者側の視点からで進行していきますが、このストーリーでは全くの逆、犯人側の視点から進行していきます。
テレビドラマで『古畑任三郎』が、犯人を始めに登場させ、いかにして古畑が犯人を追い詰めていくのかを描くという斬新な構成で人気を博したのと近い感覚があると思います。

といった感じで、東野氏の本は結構読んでいるのですが、1番のお気に入りは「おれは非情勤(集英社文庫)」という本です。
タイトル通り、非情な非常勤講師が主人公の話で、この作品はミステリーとは一風変わった雰囲気に仕上がっています。
収録されている1つ1つのストーリーは短く短篇のような感じですが、それぞれに生きていくうえでの教訓のような言葉が含まれていて、とても考えさせられることが多い作品でした。


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